竹林を駆け抜ける電車
2008.08.27 ( Wed )








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湿原のうぐいす
2008.07.30 ( Wed )


 ぼんやりとした稜線から湧き出してくる層雲は 天空を覆い尽くすほどの巨大UFO母船のようで 
 山肌をなめるようにして 湿原の上空をゆっくりと移動してゆく。

 



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 時折 サーチライトの光を投下させ なにか大切なものを探しているみたいで
 丘のひとつひとつ 湿原の隅々まで丹念に照らし出していた。

 不規則に移動するその光が 無くしたものを見つけ出してくれることを 願っている。

 不明瞭な記憶の断片 閉じ込めてしまった都合の悪い思い出。
 いまさらって気がしない訳ではないが 
 それをちゃんと確認しなくっちゃ 先に進めないような気がするんだ。
 だけども そうとう深くまで閉じ込めたみたいで 輪郭が掴めない。 






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 苔むしたズミの茂みの中 里を逃れてきたウグイスがしきりに さえずっている。






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 丘の上の駐車場には 数台の観光バスが到着したようで
 目覚めたての湿原は 木道を下ってくる喧騒の中に飲み込まれていった。

 行き場を失ったウグイスは 臆することなく
 縄張りを誇示するかのように 鳴き続けている。


 もう 逃げる場所なんって 無いんだ。





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太陽が昇る方向
2008.07.17 ( Thu )
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 どんなに 言葉が後ろ向きであったとしても
 基本的に こころは太陽に背を向けては いない。

 陰と陽 太陽の昇る方向。 陰(かげ)をギュッと絞り出して光を造り出す。










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Canon PowerShot S3 IS






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夏の予感
2008.07.09 ( Wed )


 なんだか ふっきれそうな予感がする。

 さっきまで土砂降りだったというのに
 突然。  梅雨の切れ間 赤いココロの花が咲く。






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むかし道
2008.06.11 ( Wed )


梅雨間(つゆま)の太陽は気まぐれで 
深山幽谷の地に ひとつふたつの光を投げ入れては
せせら笑うように 逃げてゆく。






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腐りきらない 堆積物をすべて取り払えば
人間の悩みや辛苦なんて むかしからなんら進化しちゃいない。







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とっても ちっぽけだなんて 一言じゃ片付けられない。






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自分の足でしか登れない道は 今も昔も同じ重さの荷物を背負っている。







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あめあがりの太陽は
2008.05.15 ( Thu )




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Canon PowerShot S3 IS





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