BADRUN:

 

     
      
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いのり
2005.11.30 (Wed)



          でっかいゆめでなくてもいい
          みじかなゆめでいい




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柿 色
2005.11.29 (Tue)




たべたい

とりにまけたくない

ちょくせつ

てにとって

たべたい

でも とどかない

つばさがあれば

くもの

なみを

およぎわたってでも



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 あいたい。



しなやかに想う気持ち
2005.11.28 (Mon)



 いつでも 真剣なわけじゃないんだ
 一瞬 そう ほんの一瞬だけ 息を止めるだけ。

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 きみには 満たないだろうけど
 ぼくには 精一杯なんだ。

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 誰にも言った事はないけどね  ココロは いつだって 静かに 燃えているんだ。


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うちひしがれても
2005.11.27 (Sun)


 ひかりは あなたを 否定しない 望めば いつでも包んでくれる。





モノクロームになった夢
2005.11.21 (Mon)



 少しずつ 少しずつ 剥がされるように 削ぎ落とされてゆく。


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だからこうやって伝えるんだ。 
2005.11.20 (Sun)



 この貨物列車に 想いを載せても きみの町には 届かない。

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 この電車に ぼくを乗せても あなたの街には たどり着けない。

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時間をかけて沈殿したもの
2005.11.19 (Sat)



 透き通るほど ココロを顕わにしても まだまだ 見せたくない部分が在る。


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必要だから
2005.11.18 (Fri)



 契れた蜘蛛の糸 わずかばかりの 風に揺れる

                
                意味もなく 繋がっていたい 離したくないんだ。

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決  心
2005.11.17 (Thu)



 神様が いなくたって


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 ひかりは 至るところ あたり一面に 満ち溢れていた。
 

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 うんっ! って 言ってごらんよ。          よしっ!


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未 来
2005.11.16 (Wed)



 いつもこの時間に決まって 老人は この席を必要としていた。
 いつでも 遥か遠くを眺めていた。


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 彼が見つめていたのは 決して遠い未来の夢ではない。 まして 近い未来の夢でもない。

 思い出のなかで つぶやく。

 夢が見られるうちに 大声を出して叫んだほうがいい。
 未来が見られるうちに みっともなく あがいたほうがいい。

 
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 彼は 次の者に 席を譲った。   冬は今年もやってきた。




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さざんか
2005.11.15 (Tue)



 寒さに 挑むかのように 


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野に飛ぶ とんぼ
2005.11.14 (Mon)



 こんな細くても 翅(はね)を休ませて あげることはできる それが強さなんでしょうね。


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 雑草は しなり具合で 自分の弱さを教える。

 トンボは いつでも 自分の体重を量るかのように 
 躊躇しながら 申し訳無さそうに 遠慮がちに留まる。

 ここまでと 弱さを見せることが お互いの強さなのでしょうね。
 
 

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飛べないドラゴン
2005.11.13 (Sun)



 弱さを どんなに曝(さら)け出しても 見せつけても いいと思っている。


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 でも 時折 弱さを振りかざして 楯にしている 自分に気づく

 いつになったら 強くなれるのかな

 あなたもわたしも ただいま弱さを 確認中。     一生かかって 確認中。


 
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地  球
2005.11.12 (Sat)



 地球は いろんな表情を許されている 星
 
 ひとつにする必要も ないでしょう。
 ひとつである必要は ないでしょう。
 ひとつになる必要も ないでしょう。


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おはようのあいさつを
2005.11.11 (Fri)



 また 迷わないように 悩まないように 朝の光を届けるよ。


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 また 言葉で 傷つき苦しまないように 一晩中かかって集めた光。
   

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 まっすぐに 届くと いいな。


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かなしみという言葉をもたないしあわせ
2005.11.10 (Thu)

        この川のほとりで 記憶を無くした人とであった。



 「この川はいつから こんなコンクリートの川になったんですか? 昔は土の川だった様な気がするんですけれど。」
 水面を泳ぐ水鳥を見ていたら突然 背後から声をかけられ驚いてしまった。
 
 振り向くと 襟に紺色の二本のラインが入った白いポロシャツに ノータックのグレーのチノパンツを穿いた小柄な少しふっくらした 40代後半位の男性が見つめていた。
 中年のサラリーマンが 休日を過ごす良くあるスタイルで 黒のベルトが少し お腹に食い込んでいて お世辞にも格好が良いとは言えないが 髪の毛は床屋に行ってきたばかりのようで 綺麗に刈り上げられていて清潔感があった。
 
 なぜか 天気の良い一日になりそうな気配なのに 彼の手には黒の折りたたみ傘が握られていた。 それは 出かけるときは何時でも持ち歩く習慣のように感じられ 不思議ではあったが違和感は無かった。  
 
 日常では知らない人と 極力 接触を持たないようにしている 私は戸惑い
 「はぁ。 ・・・ ぁっ おはようございます。」 と返事をするのが精一杯であった。

 怪訝そうな私の表情を察したのか 自分の頭を指差して 彼は付け加えるように話し始めた。
 「私 病気で記憶を無くしてしまって ずうっと入院していたんですが 最近病院を出てきたんです。 それで 断片的に残っている小さい時の記憶を辿って 同級生の家に行ってみたんですけれど あの辺りもすっかり変わってしまったみたいで 思い出せなくて 見つかりませんでした。」
            
 「はぁ そうなんですか。 それは残念でしたね。」 
唐突にそんな事を言われても、なんて答え良いか戸惑いながらも話しを続けた。
 「この川も確か 台風のたびに何度も川が氾濫して こんなコンクリートの川になったって聞いた事がありますよ。」

 「嗚呼!! そうだ。 うん!そうだ。 子供の頃 家も川が氾濫して水浸しになって 大変な事になったことがありましたよ。 そうだ。 そうだよ。」
彼は何かを思い出したのか 堰きを切ったように話し始めた。


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 川べりの遊歩道の反対側を指差して
 「確かここには牧場があったんですよ。 そうそう 牧場だったんだ。 牛がいたんですよ。」
ターコイズグリーンの金網のフェンスに囲まれた ネコジャラシが生茂っている荒地は 田舎育ちの私にとっては 牧場というにはあまりにも狭い空間であった。

 「よく牛乳を買いに来させられたんですよ。 あのビンに入ったやつです。 一リットルの。」
彼は両手でそのビンの大きさを示して見せた。
 「家はこの近くだったんですか?」
 「そうです。 でも まあ。 両親と色々あって 家を飛び出したんです。 それで線路の向うに住んだんです。 あぁ ばあさんの家があって其処にですけどね。 それ以来線路のこっち側に来たことが無かったような気がします。」

 私は どのくらいまで話しを突っ込んで聞いたら良いのか解らず 相変わらず戸惑っていた。

 彼は 川の欄干から身を乗り出し 川底を覗き込んで
 「嗚呼。 やっぱり此処だ! そう この辺りだ。 この土手には洞穴(ほらあな)が空いていたんですよ。 丁度この下あたりと あの辺の二箇所に。」 と対岸を指差した。
 彼は振り向き 私を見つめると
 「何故 思い出して覚えているかというと エビを食べさせられたんですよ。 子供が楽に入れる位の洞穴で 丁度この辺の下で 食べさせられたんですよ。 だから覚えているんです。」 
と彼は川の淵から二メートルほど離れた地面を指差した。
 
 私は 唐突に出てきた 『エビ』 という単語に不可解な感じを覚えて
 「エビ?」 と聞き返した。
 
 彼が子供だった三十数年前は 『エビ』 は 今よりもずっと高級品であった。 仲間の誰かが親に黙って 台所から 『エビ』 をくすねて来て ここにあったであろう洞穴に隠れるようにして その味を分け合って 少しばかりの悪の感覚を共有しあったのだろうなどと 彼の返事を待つ一瞬に そんな事を想像していた。

 「あぁ ほら あれですよ ・・・あれ。 何て言うんでしたっけ。 あっ ザリガニ。 そうザリガニ。 あれを食べさせられたんですよ。」
 
 記憶を呼び戻した彼の表情には喜びの色は無く真剣で 私を見つめる目は 何かを察して欲しいというような悲しみの色を湛えていた。

 無類の 『海老』 好きの私ですら まだ ザリガニなどは食べた事が無し 食べたいとも思わない。


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 『ザリガニ』 『食べさせられた』 このふたつの言葉がキーワードとなって 彼の記憶が膨大な映像となって 私の脳裏に悲しみを伴って一瞬に流れ込んできた。

 
 ところどころ錆びて継ぎはぎされた 波トタン屋根の牛舎が向うに見えた。 
今 ターコイズグリーンの金網のフェンスが張り巡らされている場所は 大地に太い杭が打たれていて その杭に渡すように丸太が 太めの針金で何重にもバッテンの形で括りつけられて柵を作っていた。 針金は雨風を受けて 黄葉した欅(けやき)の葉のように枯れた錆び色をしていて すっかり丸太に馴染んでいる。

 彼が 『牧場』 と言ったネコジャラシが生茂る 猫の額ほどの柵の中は 牧場と言うよりは牛の運動場と言った方がピッタリで 粘土を平らに伸ばして その上を削られていない鉛筆で何度も突いたような 牛の蹄(ヒヅメ)の跡が沢山ついていた。 その足跡の分布の濃淡を見れば 日頃の牛の行動が一目瞭然で 何度も捏(こ)ね繰りまわされた地面には 雑草すら生える余裕を与えていない。

 朝陽を背にして川下から 橋を渡って土手を走ってくる少年の姿が見えた。
イガグリ頭にランニングシャツ 半ズボンを穿き 大事そうに一リットルの空き瓶を抱え込んで 足には母親の物であろうか 木で出来た少し大きめのサンダルを突っ掛けている。 
 
 朝陽に浮かぶシルエットで 少年は小柄で痩せているのがわかる。
空き瓶を両腕で大事そうに抱きかかえているのは 落として割らないためで 抱きかかえてる右手の指は鼻を摘まんでいるのが 逆光の中でも読み取る事が出来た。
彼は牛乳が嫌いであったのだろう 濯(すす)がれてはいるが 牛乳ビンの口からは微かな牛乳の匂いが 息をするたびにしてくる。 指で鼻を抑えて口で息をしているため 大きく肩が揺れてバランスを崩して 土手の悪路と相俟(あいま)って 『ガッコ ガッコ グキッ』 という不規則な木のサンダルの音が 朝の静けさの中に 牛の鳴き声と共に響いてくる。

 彼は この朝のお使いが 嫌いであった。

 横を流れる川は 牧場の少し手前のところで ほぼ直角に方向を変えていた。
台風で水かさの増した川の水は この土手の所に勢い良くぶつかり 土手の土を抉(えぐ)り取り 自然に彼の言う洞穴を創り出したのか あるいは度々氾濫するため 水の勢いを分散させ弱める為に 人工的に作られた洞穴だったのかは解らないが 子供達が秘密の隠れ家にするには 丁度いい大きさであった。

 普段の川は穏やかで 誰かが作って流した笹舟が あっちこっちに引っ掛かりながら 淀みでは一・二回転しながら ゆっくりと流れてゆく。 土手は季節をはっきり感じさせる為にあり 一瞬ではあるが時間を止めるために 用意されているようであった。
今では大きな公園になっていてる 牧場の柵の向こう側は 小高い丘になっていて そこに登れば遥遠く 富士山の麓に沈む夕陽を眺める事が出来た。 


 彼の風貌から察すると どう贔屓目に見ても 彼がガキ大将だったという事は無かっただろう。

 彼の記憶が流れ込んできたとき 辛い事や厭な事すべて飲み込んでまでも 自分自身を押し殺してでもと言う 湿り気を帯びた悲しみの思念を痛いほど感じ取ってしまった。
記憶を失った今でも 『させられた。』 という受動的な言葉が ココロの中を支配し続けているのだろうか。  




 「貴重なお時間を取らせてしまって ・・・ ありがとうございました。」
彼は丁寧に 深く御辞儀をすると 朝陽に背を向けて川上へと歩き始めた。 両手で折りたたみ傘を握り締め 記憶のカケラを探すように 対岸の遥か遠くを眺めるように 時折 首を横に向け ゆっくりと去ってゆく。 

 彼の姿が 川べりに植えられた桜の木の向うに消えると また川の欄干にもたれ掛かり ぼんやりと川面を見つめ デジタルカメラのスイッチを切った。

 記憶のカケラを探して それを繋ぎ合わせようと 必死になっている人。  
すれ違う人たちの悲しみの記憶だけを 勝手に本人以上に取り込んで 自分の封印したい記憶と融合増幅させてしまう人。 その記憶も時間と共に同化して 自分の記憶だったのか 他人の記憶だったのか すらも解らなくなってしまう。

 人とすれ違うたびに 奥深くに押し込んだはずの記憶が 不本意にも突然 前頭葉の頭蓋骨の裏辺りに ハッキリした過去の映像を結ぶ。 それはいつも楽しい想い出ではなく 決まって苦痛を伴っている。

どちらにしろ記憶と言うものが 悲しみを運んでくる。


 この川に飛び込んで ジャブジャブって どうでもよい記憶ってやつを洗い流せたら。

 昇ってきた朝陽が水面(みなも)をキラキラ輝きださせた。 
それを待っていたかのように 岸辺にいた水鳥たちが 一斉に流れに逆らって泳ぎ始めた。
時折 水面に頭を突っ込んでは ジャブジャブって脳ミソを洗っている。
彼らには 悲しいっていう感情の記憶が いつまでも残っているのだろうか。

 淀み無く流れるようになったこの川で 朝陽にかざせばハレーションを起こすくらいに真っ白に 否応無く しがらみで染みついた 汚れだけを洗い流せたら。


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 彼の 楽しかった想い出だけが 戻りますように ココロの中に雨が降りませんように。
    
            2005年10月20日 木曜日の早朝 抜けるような青空 秋の始まり








オレンジ色の記憶
2005.11.09 (Wed)



 眼のコメカミ近くが ぎゅぎゅっと 締め付けられて
 こらえきれずに唇を ぐっぐっと かみ締める。


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 いつからなんだろう こんなにも 涙もろくなってしまったのは。


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かわいいね。
2005.11.08 (Tue)



 きみが 「美容室に行ってきます。」ってメモを残して行ったから。
 褒める準備をして きみを待つよ。



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 早く帰ってこないかな。 眠くなっちゃうよ。


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ただ意味もなく
2005.11.07 (Mon)



 伝えたかったんだ きっと 寂しかったんだね。


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 ねえ どんなところにも きっと あるよね。


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気がつけば そこに居るでしょう。
2005.11.06 (Sun)



 見上げても 見ようとしない あなたには見つからない。


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 必要としなければ 手に入らない。  無駄は何ひとつも無い。


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 たとえおっこちたとしても あるべきして ここにいると しんじたいんだ。



冷たいようで暖かい 暖かいようで冷たい
2005.11.05 (Sat)



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 自分自身の身体の一部分のような感触を持った 大きなものに 包まれた事がありますか。

 気づくことの無いその感触は たくさんの時間を費やして 育てられてきた。

 ドキドキもワクワクもしないその感触 失うまで気づかないかもしれない。

 失ったらでいいから 気づいて欲しい。

 
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想いを残して
2005.11.04 (Fri)



 期待に応えることもできずに ただ見送る事しかできない。

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 通り過ぎる景色のようになってゆくのでしょうか。

 さようならの言葉が 届きました。



 

気にしなければ もっとうまくいけるのに
2005.11.02 (Wed)



 透明感が増すと 人の気持ちに 敏感になってしまうから


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 痛みが もっと増してしまう

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 何処かで繋がっているのかな  きみが揺れると 僕まで揺れてしまう。

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誰かがきっと
2005.11.01 (Tue)



 弱いってことは 助けてもらえる条件や理由にはならない

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 絶望のなかで あなたが生きたいと叫んだから 強く生きたいと望んで夢を語ったから

 たった一度でも強くなったから だからひとはあなたに目を向ける。


 
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  えび

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  えび

     
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