BADRUN:

 

     
      
≪ Tokyo Station ≪ ≫ 終焉の罠 ≫

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朱赤の祈り
2013.10.21 (Mon)








空は 厭んなっちゃうくらい どこまでも遠く透き通っていた。








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OLYMPUS XZ-2




はなから 願い事が叶うとは思っちゃいない。
神様が 願いを叶えてくれたことは 一度もなかった。 




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両手を合わせたわずかな時間の中に
荒唐無稽な世界平和を願ったり 「5億円当たりますように」などと
失笑を買うような欲望 偽善を数秒のなかに ありったけ詰め込んだ。








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どうせ願いが叶わぬのなら 願うことをやめた。

二礼二拍  一礼

湖岸の山を登る人達の語らいの声が 水切り石を投げ込んだように 湖面をジャンプして届く。
その山から滑り落ちた風は 神社の大木の小枝を震わせ かすかな音をたてている。
それに引き寄せられるかのように 玉砂利を踏む足音が 遠くから聞こえる。

目を閉じ両手を合わる数秒間 何も願うことなく ありのままの情景をを受け入れた。
心地良い空間が広がって 浮遊している気持ちになる。
空間の片隅に欲望や願いが頭をもたげるが その空間を占領することはない。
それもありのままに受け止める。

この空間にいつまでも漂いたいと思う。







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無になることや悟ることなど 到底出来そうにもないのだが こころが軽くなった。
長い時をかけて やっと神社の入口に立てたような気がした。


龍の口元からしたたり落ちる水は ほどよく冷たい。 






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OLYMPUS XZ-2

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  えび

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  えび

     
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