BADRUN:

 

     
      
≪ 秘密の森 ≪ ≫ きっとうまくいくさ まだ刈り採るときじゃない。 ≫

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さようなら 最後の一日
2008.09.21 (Sun)





ドアを開けると 首筋から足元まで絡み付くように
冷めやらぬ夜のとばりが 流れ込んできた。 
余熱を帯びたマンションのドア  鉄の重さを感じながら
静けさに気遣って そっと閉めた。

そんな わずかな振動にも おびえ逃げ惑うセミの羽音に 驚いている。








semi0809-2.jpg

切れかかったエレベーターホールの蛍光灯のひとつが ジジジジッと明滅している。
足音の一歩一歩に反応して ジタバタと蛍光灯に飛びかかり
床にひっくり返っては じっと蛍光灯の光を仰いでる。

なんどもなんども繰り返し
まるで蛍光灯の光の先に 理想郷が見えてるみたいにさ 

苦しいのかな
いままでで 最も長い 最後の一日が始まる。








semi0809-3.jpg

九つの頃芽生えた死への恐怖が いまだ解決つかずに 脳細胞の中を彷徨っている。

その一本の糸を切れば 
セミはお前を神様だと思うだろうって 誰かがささやきかけてくる。
だが クモは悪魔と罵るに決まっている。
いったい何を基準にして 善と悪を決めてるのだろう

自分をいい気分にさせる正解だったら いつでも用意できるんだけど
その裏側にはいつも もう一つの正解が泣いている。

そうなんだ いつだって生きるだの死ぬだのってのが 天秤にかけられぶらぶらしている。








semi0809-4.jpg









きみは 思い残すことなく未来を残せたのだろうか。


semi0809-5.jpg


Canon PowerShot S3 IS




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  えび

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  えび

     
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