BADRUN:

 

     
      
≪ 枯れ尾花 ≪ ≫ 天空の彼方へ ≫

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少年の記憶の中に綴じ込めた夕日
2008.11.09 (Sun)



夕暮れが急かすから 記憶も曖昧になってしまう。

暮れかかった野良仕事の帰り道 母親が大事に抱えていたもの。
その意味さえもわからなかった。







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       冷たい空気の中 60Wの電球の下で剣山 (けんざん) が黒く 鈍く光っている。
        
       正座した母親は ささくれだった決して綺麗だとは言えない指で
       一本 活けては静かに首を傾け いろんな方向から眺めては
       少しだけ向きを直し 時間を止めて目を凝らしている。

       感動を追い詰めるようにして
       美しさを綴じ込めるようにして

       いとおしいくらい時間をかけて また一本。
 






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母親の横には ちょこんと正座した少年のシルエットが
ちょっとだけお尻を浮かせて 覗き込んでいる。









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さっき見たばっかりの夕焼けが オレンジ色の殻に閉じ込められている。







turuumemodoki0811-5.jpg


こうやって静かな空気の中 息をこらして 今 朝のひかりの中で夕焼けを見ている。

きっと 母親だって いろんな苦悩をこの時間のなかに沈澱させ
その静寂させた心の中で 心臓が踊るのを感じていたに違いないんだ。








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Canon PowerShot S3 IS



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  えび

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  えび

     
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